過払い金請求について
過払い金請求は、払いすぎたお金を金銭消費貸借契約を結んでいる
または結んでいた業者から取り戻す為の手続きであります。
この手続きは、裁判所を介さずに行なう事も出来ますし
裁判所を介さないとどうにもならない場合もあります。
個人が手続きを行なう場合は、裁判所への提起が必要になるものと考えられます。
その理由として、個人が過払い請求を業者に申し立てた所で
相手にされないケースが多く、本来返還してもらえるであろう金額の
半分程度で話をまとめてこようとするケースが多いのです。
半分ならまだ良いものの、3分の1以下で交渉を進めてくる業者も少なくないのです。
そんな不利な条件を承諾してしまった場合、後から考えてみて
やっぱり不平等だ・・・!と再度、過払い請求を申し立ててもその申立てが認められる事はまずありません。
過払い金が発生している場合、発生している金額の全てを返還させる権利を持っているのですから
全額返還してもらうべきであります。
過払い金は、金銭消費貸借契約を結んでいる状態でも行なう事が出来ますし
取引を終了した後でも、時効が成立する前であれば返還請求が可能です。
時効は10年あり、時効成立前であれば発生している金額全ての返還請求を行う事が出来ます。
知っておきたい債務整理のこと






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